基本の茶粥に、秋においしいさつまいもを入れた茶粥を作りましょう。
芋を入れた茶粥は、奈良で茶粥が誕生した頃(諸説ありますが、江戸時代と言われています)に、食糧難を理由とする節米のために食べられていたそうですが、現在では秋の味覚をおいしく楽しむ方法の1つとして食べられているそうです。
ほうじ茶の甘みと、芋の甘みが合わさった、やさしい味の茶粥をぜひ作ってみてください。
【用意するもの】(約4人分)
茶葉(焙じたもの) 6g
水 10カップ
米 1カップ
さつまいも(小ぶりなもの) 1本
市販のお茶パック1枚
塩 小さじ1
このレシピにおすすめの茶葉
グレートミーティング
焙じることによって生まれる茶葉の甘みと、芋の甘みがよく合います。
【作り方】
①さつまいもは洗って5mmくらいの厚みの輪切りにし、10~15分ほど水にさらしておく。
②茶葉を焙じ器に入れ、香りが立ち、少しこげ茶色になるまで炒り、市販のお茶パックに入れる。
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③鍋に水10カップを沸騰させ、お茶パックを入れて煮立たせる。
④お茶の色が出てきたら、良く洗った米1カップを加える。ここでさつまいもを加える。
⑤再び煮立ってきたら、お茶パックを取り出す。塩小さじ1杯を加え、トロ火で20分くらい炊く。火を止めてしばらく蒸らしたら出来上がり。
さつまいもはしっかりと水にさらしてアクをとった方が苦味が出ず、おいしくいただけます。