連日の暑さとマスク着用の息苦しさとで、夏バテ気味の方も多いのではないでしょうか。
そんな時に飲むと元気の出る、うまみの染み渡る氷出し茶についてご紹介します。
氷出し茶とは、 氷から溶け出した水で抽出されたお茶を飲む淹れ方です。抽出温度が水よりも低いため、茶葉にうまみ成分がより多く溶け出し、甘く濃厚な味を楽しめます。
抽出される量はごく少ない贅沢な飲み方ですが、体が覚醒する美味しさです。
ダシ汁を飲むような満足度の高い一杯をぜひお試しください。
氷出しにおすすめの茶葉
氷出しにはうまみが強い茶葉が向いています。
ロマネスク
奥深く複雑な旨味が持ち味のロマネスクは、氷出しにすることでその濃厚な旨味がさらに引き立ち、口いっぱいに広がります。
氷出し冷茶の淹れ方
旨味で覚醒の一杯−氷出し
【用意するもの】
- 急須(底が平たいもの)
- 小ぶりのグラス
- 氷(急須に敷き詰められる程度の量)
- 茶葉 4g程度
【作り方】
急須に計量した茶葉を入れる。その上に氷を敷き詰めて蓋をし、氷が溶けるまで1時間〜1時間半待つ。
※氷出しをした後の茶葉に、通常のようにお湯を注いで飲むこともできます。一度茶葉が開いているので抽出時間は30秒ほどで、渋めでキリッとした味のお茶が楽しめます。